世間にはブラック企業と呼ばれる会社が多々あります。

ブラック企業の定義は曖昧ですが、離職率が高いのは確かなことです。

でも何故か?ブラック企業では、多くの社員が働き続けています。


ブラック企業で働き続けるコツについて、自分の経験を基に記します。



■企業風土に疑問を感じないこと。  


まずブラック企業と言われる会社では、パワハラが蔓延っています。

上司が部下を大声で怒鳴り、場合によっては鉄拳制裁を加えるなんてことも。


一般的にはパワハラでも、疑問を持たずに大量の業務を何も考えないで遂行できる。

そんな前向きな方々がブラック企業を支えているのだと思います。



あと企業風土と言うのか分かりませんが…


・ 創業者社長が神様的な存在で、社員が創業者社長の信者である。


・ 上司と言われる方々が本社の言いなりで、完璧な縦社会である。


・ そして上司が本社に振り回されて朝令暮改が当たり前である。


・ 経営者の思いつき(例えば管理職はTOEIC700点以上でないとダメとか)が

  直ちに会社の方針となり具体的な行動がされる。


・ 朝とか始業前に強制的に社内外の掃除をさせ、愛社精神を浸み込ませる。


・ 長時間の朝礼とか夕礼で、偉い方が大声で社員を叱咤する。


・ 社訓を全員で唱え、ブラック企業の風土に社員を馴染ませる。


・ 社歌を大声で歌い、ブラック企業の風土に社員を馴染ませる。


・ 事務職がラジオ体操を一斉に行い、一体感を植え付ける。


・ 就業時間中に改善活動を当たり前のように行ない、会社を良くしようと想わせる。


こういったことに対しても、疑問を持ったらブラック企業では勤続不可です。



■時間外労働に疑問を感じないこと。


ブラック企業と言われる企業では、時間外労働(サービス残業時間、休日出勤)

は当たり前で、酷いと月150時間以上の長時間にわたる時間外労働が当たり前。


でもブラック企業で働き続ける社員は「自分の業務遂行能力が低いのだから

残業代とかを貰ったら会社に申し訳ない」などと考えながら業務遂行しています。



■有給休暇を取得できないことに疑問を感じないこと。


ブラック企業と言われる企業では、休むことは悪いことだと思う多くの社員がおり

有給休暇の取得って???休まず働き続けることが当たり前です。


ブラック企業で働き続ける社員は「自分がいなかったら業務が滞ってしまう」とか

自意識過剰な考え方によって、有給休暇を取得しないで働き続けています。



■利益至上主義であることに疑問を感じないこと。


ブラック企業は利益至上主義で、利益を出し続けることが会社継続の必須です。

その為、社員はサービス残業など人件費削減によって、利益の捻出に貢献しています。

でもブラック企業社員は、不条理な『業績連動給与(会社に利益が計上されないと給与が

貰えない』によって年収が上下しますので、利益=給与の源泉だと思っています。



■その他


・ 文房具などの消耗品を自腹で購入させられる。

(ブラック企業社員の考え方)  自分で好きな使いやすい物を買えてイイなぁ。


・ 制服を自腹で購入させられる。

(ブラック企業社員の考え方)  購入申請する時は自分の不節制で体型が変わったから。

そんな自分の都合で、会社に損失を与えたら申し訳ない。また私服で勤務する場合も

仕事着は自腹なのだから、制服ぐらい自腹で当たり前。


・ 創業者社長(および同族)以外は、グリーン車・ビジネスクラスによる出張は不可である。

(ブラック企業社員の考え方)  移動時間は変わらないのだから、会社の経費が増加する

グリーン車・ビジネスクラスによる出張なんて考えられない。


・ 雪とか台風で電車が運休しそうな時でも、業務が終了するまで帰宅は許されない。

(ブラック企業社員の考え方)  仕事は最優先!もし電車が運休して帰宅できなければ、

会社に居て業務遂行し続けた方が会社に貢献することができる。



以上、ブラック企業で働き続けるコツ(というか考え方)について、簡単に纏めてみました。

これらは全て自分の実体験で疑問に思ったことです。他にもいろいろな処世術があると

思いますが、少しでも、ブラック企業で働き続ける必要がある人の参考になれば幸いです。


因みに…、今の自分はブラック企業ではない普通の企業で勤務しています。

有給休暇を取得し、残業も少なく、家族と過ごす時間が増えるなど普通の生活を過ごして

います。


振り返ると…、ブラック企業で働き続けることが出来る方々って凄いとも思います。